現金化のひとつである先払い買取現金化は、利便性の高い方法である一方で、リスクを伴う方法でもあります。
安心安全に先払い買取の現金化を行うために覚えておきたいポイントを説明しましょう。
先払い買取現金化の仕組み
先払い買取現金化は、現金化を希望する人が業者に何らかの商品の買取依頼をして現金を振り込んでもらい、その後で取引をキャンセルして、業者にキャンセル料を支払うという流れに沿って行われます。
申し込み後に即日で現金を手に入れられる便利な方法であることから、急いで資金調達したいシーンに適しています。
先払い買取現金化に伴う危険性とは?
先払い買取によって現金を手に入れる方法には、キャンセル料の高額な支払いが必要、脅迫を受ける可能性がある、個人情報が抜き取られる、といった危険性があります。
また、買取業者が貸金業登録をしていない、金利によっては出資法違反に該当するという点にも注意が必要です。
キャンセル料の高額な支払いが必要
先払い買取では、キャンセル料が高額な設定になっているケースが多く、サービスの利用後に支払いをするのに苦労するケースが多々見受けられます。
ある程度良心的な設定の業者であっても、利用した分の返済を行うのは決して容易なことではありません。
期日になれば、キャンセル料に上乗せした金額を支払うことが求められ、返済がさらに負担になってしまうという悪循環に陥ります。
脅迫を受ける危険性がある
キャンセル料の支払い義務を果たせない場合、業者側から嫌がらせや脅迫を受ける危険性があります。
先払い買取業者は、いわゆる闇金とは異なりますが、お金を融通してくれる業者であるという性質上、闇金に近い性質も持っていると認識しておくことが大切です。
脅迫や嫌がらせによって、自分自身が追い込まれるだけでなく、家族や職場にも迷惑を掛けてしまう危険性があります。
個人情報が漏洩する危険性がある
先払い買取業者の利用申し込みをする際には、氏名や住所、電話番号といった個人情報を業者側に伝える必要があります。
厳重な管理を行っている業者もありますが、なかには個人情報の管理がずさんで、大切な個人情報が漏洩してしまうリスクに晒されるケースもみられます。
ひとたび個人情報を抜き取られてしまうと、他の違法業者にも情報が広がってしまうといった危険性があると認識しておいてください。